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COVID-19

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、ウイルスの変異が続く中で、依然として私たちの健康に影響を与え続ける注意すべき感染症です。パンデミックの初期とは状況が変化しましたが、正しい知識を持ち、適切に対応することの重要性は変わりません。
当院では、発熱などの症状がある方のために「発熱外来」を設置しており、迅速な診断から治療まで一貫して対応できる体制を整えています。地域の皆様が安心して相談できるクリニックとして、総合内科専門医が一人ひとりの状態に合わせた最適な医療を提供します。
クリニックは国分寺駅南口から徒歩3分とアクセスしやすく、平日は夜20時まで、土日も診療しておりますので、お仕事帰りや休日にもご来院いただけます。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)とは?

原因ウイルスと感染経路

COVID-19は、「SARS-CoV-2」というウイルスによって引き起こされる感染症です。主な感染経路は以下の2つです。

  • 飛沫感染:感染者の咳、くしゃみ、会話などで飛び散るウイルスを含んだ飛沫(しぶき)を、鼻や口から吸い込むことで感染します。
  • 接触感染:感染者が触れた物の表面(ドアノブ、手すりなど)にウイルスが付着し、それを別の人が手で触れ、その手で目・鼻・口を触ることで感染します。

これらの感染を防ぐため、こまめな手洗いや手指消毒、適切なマスクの着用、そして室内の定期的な換気といった基本的な予防策が引き続き重要です。

COVID-19の症状と重症化サイン

主な症状

COVID-19の症状は多岐にわたりますが、一般的に見られる主な症状は以下の通りです。

  • 発熱、咳、全身の倦怠感
  • 味覚・嗅覚の異常
  • 鼻水・喉の痛み、頭痛
  • 筋肉痛、下痢・嘔吐

これらの症状は、一般的な風邪やインフルエンザの症状と非常に似ているため、症状だけで区別することは困難です。

重症化のサイン(速やかに医療機関にご相談ください)

特に、以下のような症状は重症化のサインである可能性があり、注意が必要です。

  • 呼吸困難・息切れ
  • 酸素飽和度(SpO2)の低下:目安として94%未満
  • 呼吸回数の増加:目安として1分間に30回以上
  • 意識障害や思考力の低下(ぼーっとする、反応が鈍いなど)

重症化のリスクが高い方

以下のような基礎疾患をお持ちの方や特定の条件に当てはまる方は、重症化するリスクが高いとされています。

  • 高齢者
  • 肥満(BMI 30以上)
  • 慢性的な心臓・肺の病気(心不全、COPDなど)
  • 高血圧、慢性腎臓病、がん治療中の方
  • 免疫機能が低下している方
  • 糖尿病のある方

検査について

当院では、新型コロナウイルス感染症の診断のために抗原検査を実施しております。発熱や咳などの症状がある場合は、院内での感染対策のため、ご来院前にお電話にてご相談くださいますようお願いいたします。
また、院内にはCRP(C反応性タンパク:炎症の程度を示す数値)を迅速に測定する機器も備えており、診断の補助として活用しています。

検査の特長と使い分け

一般的に行われている検査には抗原検査とPCR検査があります。それぞれの特長は以下の通りです。

検査の種類 特長 主な用途
抗原検査
(当院で実施可能)
短時間(約15分)で結果が分かります。症状が出始めた直後など、ウイルス量が多い時期に特に有用です。 症状が出始めたばかりで、すぐに結果を知りたい場合。
PCR検査
(当院では実施しておりません)
感度が非常に高く、ウイルスの遺伝子を検出するため、より正確な診断が可能です。 より確実な診断が必要な場合など。

特に注意が必要な方へ:COVID-19と糖尿病

糖尿病をお持ちの方は、COVID-19に関して特別な注意が必要です。糖尿病はCOVID-19の重症化および死亡の重要なリスク因子であることが分かっています。

1. 重症化リスクの上昇

糖尿病患者様は、一般の方と比較して重篤な合併症を起こしやすく、入院や集中治療が必要になるリスクが高いことが報告されています。特に、感染前の血糖コントロールが不良(HbA1c高値)である場合、予後が悪化しやすい傾向にあります。また、年齢や肥満もリスクを高める要因となります。

2. 感染時の血糖値への影響

感染症にかかると、ストレスホルモンの影響や炎症反応により、「シックデイ(体調不良時)」の状態となり、血糖値が急激に乱れやすくなります。

  • 高血糖緊急症のリスク:著しい高血糖や、糖尿病ケトアシドーシス(DKA)といった危険な状態を誘発することがあります。
  • インスリン抵抗性:炎症によりインスリンが効きにくくなり、普段より多くのインスリンが必要になる場合があります。

3. 治療薬の調整

COVID-19に罹患した場合、普段服用している糖尿病治療薬の調整が必要になることがあります。例えば、SGLT2阻害薬などは脱水のリスクがあるため、食事や水分が十分に摂れない場合は一時的に中止する判断が必要です。

当院の対応

当院では糖尿病専門医が在籍しており、感染時の血糖管理や治療薬の調整(シックデイ・ルール)についてもきめ細かくサポートいたします。

治療について

軽症の場合(自宅療養が基本)

症状が軽く、重症化リスクが低い場合は、ご自宅での療養が基本となります。十分な休息と水分補給を心がけ、発熱や頭痛、喉の痛みなどに対しては、解熱鎮痛薬を使用する対症療法を行います。

重症化リスクのある方への外来治療

高齢者や基礎疾患(糖尿病、心臓病など)をお持ちの方など、重症化リスクが高い方にとって、発症早期の抗ウイルス薬治療は入院や重症化を防ぐ有効な手段です。
当院では、医師が患者さんの状態を総合的に判断し、必要に応じて経口抗ウイルス薬(パキロビッドパック®など)を処方することが可能です。これらの薬は症状発現から早期に服用を開始することが重要ですので、リスクのある方は早めにご相談ください。

中等症〜重症の場合(入院治療)

呼吸困難があり酸素投与が必要な場合などは、入院での専門的な治療が必要です。当院では、入院が必要と判断した際には、多摩総合医療センターをはじめとする地域の基幹病院へ迅速にご紹介できる連携体制を整えています。

よくある質問(FAQ)

Q1. COVID-19が疑われる症状があります。検査は受けられますか?

A1. はい、当院では抗原検査を実施しております。発熱などの症状がある方は、院内感染対策のため、ご来院前にまずはお電話でご相談ください。なお、PCR検査は実施しておりませんのでご了承ください。

Q2. COVID-19のワクチン接種はできますか?

A2. 現在、当院ではCOVID-19ワクチンの個別接種は行っておりません。お住まいの自治体(国分寺市など)が提供するワクチン接種に関する情報をご確認ください。

Q3. 糖尿病の持病がありますが、感染した場合の注意点はありますか?

A3. 糖尿病はCOVID-19の重症化リスク因子の一つです。感染症にかかると血糖コントロールが不安定になりやすいため、普段以上に丁寧な管理が重要になります。場合によっては、普段お使いの糖尿病治療薬の一時的な調整や変更が必要になることもあります。当院では糖尿病専門医がサポートしますので、ご安心ください。

院長からのメッセージ

新型コロナウイルス感染症は、治療薬やワクチンの普及により、その姿を大きく変えました。しかし、ウイルスは変異を続け、特に高齢者や基礎疾患をお持ちの方にとっては、依然として注意が必要な疾患であることに変わりはありません。
当院は、総合内科専門医として、地域の皆様の健康を一貫してサポートできる体制を整えています。発熱外来での初期診断から、重症化リスクのある方への抗ウイルス薬による早期治療、そして糖尿病などの基礎疾患の管理まで、患者様に寄り添った医療を提供いたします。
体調に不安を感じたとき、「これはコロナだろうか?」と迷ったとき、いつでも気軽に相談できる地域の「かかりつけ医」でありたいと
考えています。当院は国分寺駅南口から徒歩3分、平日は20時まで、土日も診療しており、感染症専用の診察室も完備しています。どうぞ安心してご相談ください。

 

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